サステナビリティ

CSR活動:大分国際車いすマラソンのボランティア活動に参加しました。

SAP Concur Japan |

2019年11月17日、CSR活動の一環として、大分県大分市で開催された第39回大分国際車いすマラソンのボランティアに参加しました。

本大会は1981年に世界初の「車いすだけのマラソンの国際大会」としてスタートした後、以降毎年開催され、世界最大規模かつ最高レベルの大会として、国内外から高い評価を受けています。今大会は、来年の東京パラリンピックの日本代表選考レースを兼ねており、世界トップレベルの熱い戦いが繰り広げられます。

今回、コンカーは、この大会のボランティアとして、コース沿道での交通誘導をおこないました。

車いすマラソンとは?

車いすマラソンとは、通常のものより軽量化された3輪タイプの「レーサー」と呼ばれる競技用車いすに乗り、上半身の力だけで42.195km、ハーフマラソンでは21,0975kmを走り抜くスポーツです。「レーサー」は、通常の車いすとは異なり、背もたれのない特殊な形状をしており、選手は正座をした状態でシートに乗り、前傾の姿勢を保ちながらこぎ続ける必要があります。マラソンスタート

今大会のエントリー数は、フルマラソン・ハーフマラソンあわせて世界19ヵ国から236人。障害の程度によって3つの組に分かれてスピードを競います。今回の最年少出場者は14歳、最高齢は93歳と幅広い年齢層の選手が参加しているのも車いすマラソンの特徴です。

午前10時、号砲と同時にマラソンがスタートしました。当日はお天気にも恵まれ、最高気温は21度と絶好のマラソン日和となり、沿道には旗を手に多くの人が拍手と力強い声援を送っていました。
トップ選手になると平均時速30kmを超えるといわれる車いすマラソン、優勝候補の選手を含む先頭グループが道路を高速で走り抜けていく様子は圧巻です。
コンカー社員は、マラソンコースの沿道で、交通誘導をおこないました。

マラソンのボランティアを通して

今回のボランティアを通して、パラスポーツにはじめて触れることになり、その本気さ、スピード感に圧倒されました。

パラリンピックを見据えた世界各国のトップ層の選手の速さに驚くとともに、最後まで諦めず必死で車いすを前に前にとすすめる選手の皆さんを見て、とても勇気づけられました。沿道では、子どもから大人まで幅広い層の方が応援しており、「〇〇さん頑張って!」など選手の名前を呼んで応援している方も多く、地域に根付いたレースならではの温かさを感じました。

車いすマラソン開催日の前後は町中で選手の姿を多く見かけましたが、街がバリアフリーになっているのはもちろんのこと、タクシーや飲食店などでも車いすの方々を自然に受け入れている様子を目の当たりにし、大分市が街全体で車いすマラソンを支え、ともに歩んできたことが伺えました。

今回このボランティアに参加した社員からは
「ハンデがありながらも、そんなことを微塵も感じさせずに全力でチャレンジする様子に感動した」
「警察関係者や他のボランティア参加者、住民の方々がとても親切にしてくれたのが印象に残った」
「街全体で車いすマラソンの歴史を育んできたことが分かり、そんな大分市に私たちのオフィスがあるという繋がりが嬉しい」
といった感想が寄せられるなど、このボランティアを通して車いすマラソンへの理解を深めることができただけでなく、オフィスのある大分市の歴史や取り組みを体感することができ、大きな学びとなりました。

コンカーとして大分支社を開設して約11ヶ月。
コンカーはこれからも大分をはじめとする地域の皆様に貢献できるようなCSR活動をおこなっていきたいと考えています。

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