わたしたちについて
インサイドセールス組織の活性化、メンバーのモチベーション向上に必要な要素とは?ユーザベース×コンカー インサイドセールス交流会を実施!
2024年11月、当社のインサイドセールスチームは、株式会社ユーザベース スピーダ事業のインサイドセールス組織との交流会を実施いたしました。両社における取り組み事項や営業活動の内容について情報交換させていただいたことにより、日常業務にすぐに活かせるナレッジを学び合うことができた、非常に有意義な場となりました。交流会後には懇親会を実施し、各社におけるキャリアパスや企業文化について、より相互理解を深めることができました。
組織活性化、モメンタムの重要性
勉強会の冒頭で各社におけるインサイドセールス組織の紹介と現在の主な取り組み事項について共有いたしました。
スピーダでは「組織の活性化」に注力しており、その定義として、「組織が同じゴールに向かい、迷わず、熱量高く走れる状態をつくること」と掲げております。また、安定した営業成果を実現するために、モメンタム(過去の成功や失敗の流れが現在の営業活動や結果に影響を与える勢いや流れのこと)を意識的に管理することに取り組まれておりました。これらのチェックポイントを作成し、部内の各種施策について最初から最後まで熱量高く取り組める仕掛けを用意することで、組織が一つの目標に一丸となって取り組むことができる点を共有いただきました。
一方、当社からはインサイドセールスチームの組織構成や役職者の方々への適切なアプローチ方法を中心に共有いたしました。
スピーダの取り組みは、当社で実施している様々な施策において活かせる点が多く、大変学びの多い時間となりました。
チームのモチベーションを維持し、商談成果を最大化するための組織内連携
各社紹介の後に5グループに分かれてグループディスカッションを行いました。マネージャー陣、各テリトリーごとでグループに分かれ、非常に闊達な議論を交わしました。
特に当社の中で再確認できた点や学びとなった点は下記のとおりです。
チームメンバーのモチベーション維持
- 会社の決定事項をマネージャー陣がしっかりと組織に共有することで、メンバー一人一人に納得してもらう状況を作ることが重要である
- 個人のKPIを決定する際に「数年後に何を目指すか」という定性面を考慮してKPIを設計する
有効商談件数を増加させる取り組み
- インサイドセールスがアポイントを取得した後にお客様へ製品関係、BANT関連の追加ヒアリングを行い、フィールドセールスが初回商談でお客様へ適切な提案をできるようにする
- Zoomとamptalkを用いて商談後に録画を確認し、フィールドセールスと各アカウントにおける戦略や視座を共有する
他部門連携
- 他部署と積極的に関わりを持ち、新たな企画にチャレンジしていくことでモチベーションの維持に繋げる
- インサイドセールスの中にイベントチームがあり、マーケティングと協力しながらイベントの企画設計を進める。お客様へ送るメールについて、メールのカスタマイズチームと連携してコンテンツやメール文面を作成してもらう
グループディスカッションを通して、インサイドセールス業務におけるテクニックやナレッジだけではなく、組織における文化やマインドセットのあり方についても非常に多くのことを学ばせていただきました。
まとめ|インサイドセールス業務において組織を活性化し、モチベーションを維持するためには
今回の交流会によりモチベーションを持続させるためのマインドセットについて下記の点を理解することができました。
チームの一体感とコミュニケーション
チーム全体の熱量を持続させるためには一体感を持たせることが重要である。定期的なコミュニケーションや情報共有を行い、メンバー同士のサポートや協力体制を強化することがモチベーション維持に繋がる。また、目標達成に向けて他部門も含めて互いに協力し合うことが大切である。チーム全体の熱量を持続させるためには、新しい仕掛けや演出を常に考えることで「慣れ」や「飽き」を未然に防止することが必要である。
納得感のあるKPI設定とフィードバック
インサイドセールスのKPIは営業の予算を基にして設計されることが多く、クオーターや年間単位など、短期的な目線でノルマを設定されることがよくある。しかし、個人KPIの数字を追うだけではモチベーションを維持することができず、架電業務やメール等のアプローチに飽きが来てしまうことがしばしばある。そのため、「数年後に何を目指すか」といった個々人の中長期のキャリアを考慮してKPIを設計することにより、目先の数字だけではなく、数年後の目指す姿に向かって努力する意欲を引き出すことが可能となる。 また、定期的なフィードバックを行い、成果を認識し、改善点を共有することでメンバーは自身の成長を実感しやすくなる。
業務の工夫と変化
業務の中に新しいチャレンジや工夫を取り入れることで、メンバーは新鮮さを感じ、飽きずに取り組むことができる。例えば、他部門と協力して企画・運営を進める施策や、メンバー全員を巻き込んだワクワクするような新たな施策を立案することで高い熱量を維持し、効率的に業務を進めることができるようになる。
株式会社ユーザベース スピーダ事業のインサイドセールスの皆様、この度はありがとうございました!
ーーーー
弊社のインサイドセールスは、今後も多くの企業様との対話を通じて、着実に進化を遂げてまいります。 こちらの記事を読んでいただき、意見交換にご興味のある方は、ぜひ下記までご連絡ください。
代表電話:03-6737-4300
お問い合わせフォーム:https://www.concur.co.jp/contact
