Concur採用:管理部 部長 金澤千亜紀

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会社の成長に合わせて、働きやすい環境づくりを

自主性を尊重しながら働く環境を整備

管理部は会社の人事・会計・セールスオペレ―ション・法務・ファシリティなど、バックオフィス全般を担う部署です。私は、2013年、まだ社員が20名ほどの時に入社しました。当時は会社ができてまだ2年しかたっておらず、制度も整っていませんでしたが、会社の成長とともに「社員の働きやすい環境」を整備してきました。もちろん、大変な部分もありましたが、何もないところから作り上げるということは、その分やりがいも大きかったですね。

ルールで縛るよりも、自主性を重んじるというのがConcur流です。これは、数人からスタートした創業時から続いている会社の文化。働きやすい職場をつくるためのさまざまなアイデアを社員から吸い上げ、マネジメントに伝えて、優先順位の高いものから施策に落とし込んでいます。

さまざまな意見が上がってくる中で、できるだけ社員の声を反映するように努力していますが、場合によってはすぐに取り入れられないこともあります。そういう時でも、なぜそれが実行できないのか、いつならできるのか、そういった理由をマネジメントサイドは社員と共有することが大事。社員と社長をはじめとするマネジメントがオープンな雰囲気で意見を伝えあう、そんな風通しの良さも、コンカーの魅力だと思います。

 

さまざま仕組みや制度で社員のモチベーションを高める

働きやすさを実現するための具体的な仕組みや制度としては、社員が会社の優れている点、改善すべき点を前向きに提案する「コンストラクティブ・フィードバック」、他部署の上長とコミュニケーションランチをする「タコランチ」、他部署の業務を体験する「社内インターンシップ」、入社後の部署異動を希望できる「インターナル・ジョブ・ポスティング」などがあげられます。

どれも社員の声がきっかけで生まれた制度ですが、中でも「インターナショナル・ジョブ・ポスティング」は、個人のキャリアプランを考えたシステムです。社内で同じ部署に2年在籍したら、次のステップに進むチャンスがあるというもので、現在のキャリアが必ず将来の役に立つことを約束します。会社全体だけでなく、個人のキャリアの成長も応援していきたいという思いを込めた制度です。 ほかにも、会社の規模が拡大するにしたがって、さまざまな制度等を随時導入しています。育児休暇を取得した第1号の社員を迎えるにあたり、「月100時間制度」と呼ばれるコンカー独自の短時間勤務制度や、最大50%を会社で負担するシッター補助制度を導入しました。社員のさまざま状況に対応した勤務形態の選択肢を、今後も増やしていきたいと思っています。

スキルアップのための研修制度としては、週1回、全社員が参加できるベルリッツのレベル別英語講座を社内で開催するほか、四半期に1度、「交渉術」などのさまざまなビジネススキル講座も用意。外部のトレーニングコースを受講した場合、受講額の7割を会社が負担する制度もあります。社員個人の成長が会社の成長を支えるという考えから、これらの教育制度の充実に力を入れています。

社員にとって魅力的な会社であり続けたい

Concurでは、「お客様、第一」というのがポリシーです。では、「私たち管理部にとってのお客様は? というと、それは社員なのです。日々、社員がどうしたら働きやすいのか、今何を求めているのかを一番に吸い上げていく。それが、これからも社員にとってより魅力的な会社として成長していく原動力になっていくと思っています。

現在の採用プロセスとしては、エージェント経由で2〜3回の面接を経る場合と、Concurの社員から「この人なら」という紹介で採用するケースがあります。採用で重視しているのは、スキルや経験はもちろん、やはり人柄です。私たちの会社の文化にマッチする人材というのが非常に重要なポイントで、面接を通じてその方の人柄を理解するように心掛けております。 また、課題やトラブルがあったときに、周囲と相談しながら解決策を見つけていくことができる人材を求めています。Concurではその人のやり方を頭ごなしに否定することはないので、どんなときも積極的に自分の考えを表明し、チャレンジしてほしいですね。

オープンで風通しのよい企業文化や社員が働きやすい会社であることは、Concurにとって誇りのひとつです。自分のキャリアをどう伸ばしていきたいか、しっかりビジョンを持っている人を、会社としては最大限応援していきたいですね。