2013.09.17
楽天トラベル株式会社
株式会社コンカー
楽天トラベル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 考伸、以下 「楽天トラベル」)と統合出張・経費管理の世界リーダーであるコンカー(Nasdaq: CNQR、以下「コンカー)は、業務提携契約を締結し、クラウド型出張・経費管理サービス「Concur Travel」日本語版サービスにおいて、「楽天トラベル」が提供する国内ホテル予約サービスとの連携機能を共同で開発することを発表しました。国内最大級のホテル予約サイトである楽天トラベルの宿泊情報と、コンカーの『世界トップシェアの出張管理クラウド』を組み合わせることで、出張の多いビジネスマンにとって利便性が高く、企業にとってもコストの可視化が可能となるソリューションを提供します。
「Concur Travel」日本語版は、コンカーより直接販売で提供され、本日9月17日より利用可能となりますが、その機能は順次拡張され、楽天トラベル連携機能の正式提供は、年内を目処に開始予定です。コンカーは、今後3年で300社の導入を見込んでいます。
楽天トラベルにとっては、コンカーの先進的なサービスと連携することで、法人顧客に対する予約の拡大が期待できるとともに、将来的にはコンカーの世界約18,000社、約2,200万人を超える海外利用ユーザーによる訪日宿泊需要の取り込みを図ります。
またコンカーにとっては、国内ホテル最大級の予約サイトにおける宿泊情報との統合により、楽天トラベルが持つ国内宿泊施設の予約サービスをユーザーに提供できるようになり、企業のビジネス利用における効率化および透明化を支援するだけでなく、コンカーを出張業務で利用するユーザーに対して日本全域の宿泊施設を提供する狙いがあります。
今後は、両社の強みを生かして、企業の出張に関わる業務の支援をするとともに、国内外の法人層に向けて、さらに魅力的なサービスを提供してまいります。
「Concur Travel」日本語版は、出張予約・管理をサポートするサービスです。本サービスの契約企業の従業員は、スマートフォンやPCから、場所を選ばず社内規定に則った出張申請や航空券やホテルなどの予約が可能となります。また、情報は自動的に経費管理サービス「Concur Expense」日本語版(2012年2月13日リリース済)と連動し、航空券やホテルの予約情報を元に経費精算情報を自動生成することができ、出張に関わる全業務の効率化を実現します。更に、従来限定的であった企業全体の出張費用や経費を完全に可視化することができるため、より戦略的かつ合理的な視点でコストの最適化を実現することが可能です。
Concur Travelの特徴・機能は以下の通りです。
SaaSプロバイダーとしては世界第二位の規模である米国 Concur Technologies(NASDAQ上場企業)の日本法人です。2011年2月、資本金4億円で設立されました。コンカーは出張・経費管理の分野でグローバル スタンダードである『Concur Expense』『Concur Travel』『Concur Invoice』をはじめとする従業員のバックオフィス業務を支えるサービス群を提供します。コンカーの詳細についてはwww.concur.co.jpをご覧ください。
コンカー社は、全世界で1,800万人のユーザー数、およびFortune500の61%の企業が利用する世界トップシェアの出張管理クラウドサービスを提供しており、各地域におけるリーディングカンパニーとの提携を重要な戦略と位置づけ、ビジネスを拡大しています。コンカーは出張・経費管理におけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。モバイルでも利用可能なクラウドソリューションはコスト管理と従業員のムダな時間消費を削減します。The Concur(R) T&E Cloudを通じた継続的なイノベーションと、エコシステムを活用したアプリケーション、コンテンツの拡充、そして、外部情報を組み合わせた包括的な出張・経費データの活用によりお客様の出張・経費管理の価値最大化に貢献します。これはコンカーが掲げる企業ビジョン "The Perfect Trip(TM)"の戦略に基づくものです。また、The Concur Perfect Trip Fundは最先端で革新的な出張に関するテクノロジーを持つ企業に投資を行います。2013年10月に行われた初めての年次開発向けカンファレンスにて、優秀賞として10万ドルを付与しています。詳細はhttp://www.concur.com またはコンカーブログをご覧ください。
楽天トラベルは、日本最大級のインターネットショッピングモール「楽天市場」などの運営を行う楽天グループの総合旅行予約サイトです。2001年3月、楽天株式会社が旅行サイト「楽天トラベル」の運営を開始し、2002年8月、トラベル事業を分社化して楽天トラベル株式会社を設立し、2013年現在、国内の旅行サイトの最大手です。楽天トラベルは、楽天グループの共通のコンセプトであるエンパワーメント/Empowerment(人と社会を力づける)モデルを展開し、インターネットを通じて宿泊施設を支援するとともに、その宿泊施設とともに成長してきました。現在、海外事業の拡大を強化し、12カ国、20地域に拠点を設立しています。
*Concurは、米国Concur Technologiesの商標および登録商標です。
以 上