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Joule Agents:SAP Concur ユーザーに届ける未来型T&E
※このブログは、SAP Concur(米国)にて公開されたブログの抄訳です。
SAP Concur は、旅費/経費管理 (T&E) のさらなる自動化とスマートなエクスペリエンスの実現に向けて、業界を牽引しています。私たちが描く未来のビジョンは、旅費と経費が実質的に自動管理される世界です。そして、このビジョンを実現するのは、単なる「自動化」を超えたテクノロジーです。T&E の未来は、インテリジェントで目標指向型のシステムが担います。これは、能動的に判断し、行動し、複雑なタスクをユーザーに案内するシステムです。
SAP は AI を活用して、皆様の予想より早く、未来型の T&E エクスペリエンスを実現します。例えば、AI を活用して、ExpenseIt 向けホテル明細表示機能を強化しました。精度を高め、手動でのデータ入力時間を削減します。Concur Request の依頼アシスタントは、AI を活用して出張費を見積もり、効率的な計画を実現し、従業員の貴重な時間を節約できます。また、Concur Travel & Expense 内に Joule コパイロットエクスペリエンスを組み込みます。予約エージェント、対話型経費ヘルパー、会話型ヘルプ検索などの機能により、ユーザーは Joule との自然な対話を通じて、規定に沿った出張を予約したり、経費を入力・管理したり、サポートチケットなしで質問して回答を得たりできます。
SAP の Joule
Joule は、ビジネスデータに基づいた AI コパイロットであり、SAP アプリケーション、非 SAP アプリケーション両方のユーザーを支援します。すべてのお客様に追加費用なしで提供されるベース版の Joule AI コパイロットは、生成 AI を搭載しており、自然言語によるユーザーとの対話を可能にします。
AI は今、プロンプトに応答するだけのツールから、ニーズを先読みして成果を導き出すアシスタントへと進化を遂げています。これはエージェンティック AI とも呼ばれる存在です。Joule は AI エージェントを組み込み、ユーザーが使用するあらゆるクラウドアプリケーションにおいて、複雑なプロセスを自動化しながら積極的にサポートします。
これらのインテリジェントシステムは、単にコンテンツを生成するだけでなく、目的を持って行動します。推論し、計画を立て、特定の目標を達成するためにユーザーに代わって行動を起こすことができます。Joule Agents とは対話するだけでなく、タスクの自律的な実行や業務に役立つインサイトの収集など、さまざまな形で連携できます。
SAP Concur ソリューションの Joule Agents(日本では公開されていない機能も含む)
SAP Concur に初の Joule Agents が登場します。新たなインサイトを引き出し、リスクを抑え、組織全体におけるスマートかつ確かな T&E の意思決定をサポートします。
Concur Travel の予約エージェントを活用すれば、あらゆる従業員が規定を正確に把握し、迷いなく最適な出張計画を立てられるようになります。以下の機能が含まれます。
- 会話型予約ガイダンス:自然言語の問い合わせ(「火曜朝パリ行きのフライトを予約して」など)に対応し、即座に規定に準拠した旅程を生成します。
- ポリシー対応型パーソナライゼーション:出張者の好みに合った選択肢を提供しつつ社内規定を遵守。従業員が意識せずにポリシーを遵守できるよう支援します。
- 経費コンテキストの統合:価格内訳、出張クラスの正当性、支出見積をリアルタイムで可視化。これにより経費申請時の予期せぬ事態を防止します。
ExpenseIt の受領分析エージェントは、基本的なレシートスキャン機能だけでなく、不足情報を察知して自動補完します。以下の機能が含まれます。
- 強化されたデータ推論:受領分析エージェントは、文脈情報やユーザー固有のデータを分析することで、場所、支払先、経費タイプなど、不足している領収書情報を推論することができます。この進歩は、従来のデータキャプチャ手法からの大きな飛躍です。
- 過去のデータを活用した精度向上:社員の過去のデータを活用することで、ExpenseIt は経費タイプをより高い精度で予測可能。過去の申請データを学習させるたびに精度が上がります。
- 高度な計算機能:領収書の合計金額が記載されていない場合や判読が困難な場合でも、ExpenseIt は明細項目を合計して領収書の総額を算出します。
Concur Travel の Meeting Location Planner Agent では、「どこで会合すべきか?」という問題を簡単に解決できます。煩雑なスプレッドシートを用意する必要はありません。以下の機能が含まれます。
- スマートなロケーション最適化:参加者の所在地、フライト、コスト、移動時間、サステナビリティを分析し、
- 最も効率的な会合場所(都市)を提案します。
- 規定を組み込んだ計画立案:企業固有の出張規定を組み込んで、予算、サービスクラス、および優先サプライヤー規則を遵守するホテルやフライトを推奨します。
- 多変量シナリオモデリング:複数の都市案を瞬時に比較し、コストと時間のトレードオフを提示。計画担当者は、これらの情報を活用してスピーディに意思決定できます。
- グループ設定のカスタマイズ:航空会社、最大移動時間などのカスタム入力により、推奨内容を調整。手動での絞り込みが不要になります。
- エンドツーエンドの会合セットアップ:単なる場所の提案にとどまらず、規定に準拠したホテルの推奨や予算見積の作成まで行い、迅速な承認と予約を支援します。
Concur Expense の経費レポートチェックエージェントは、従業員が規定に準拠した正確な経費報告書を提出できるようサポートし、不毛な差し戻しのやり取りをなくします。以下の機能が含まれます。
- 報告書提出のガイド:経費報告書提出の最終段階をユーザーに示し、不足項目または不完全な項目を特定し、迅速な解決を促します。
- ワークフロー内でのポリシーの明確化:アラートやコンプライアンス違反を平易な言葉で説明し、レポートを作成しながら解決できるよう支援します。あれこれ悩むことで、精算が遅れる可能性を排除します。
- スマートな正確性チェック:一般的なエラーや不足データを検知して、ユーザーに入力の確認や修正を促すことで、初回承認率を高め、やり直し作業を削減します。
- 業務の円滑化による効率向上:レポート作成プロセスを効率化し、従業員の工数を削減するとともに、財務部門の負担を軽減します。
受領分析エージェントは現在から 2025 年末にかけて順次ロールアウトされます。予約エージェントはすでにご利用可能です。Meeting Location Planner Agent と経費レポートチェックエージェントは、2026 年初頭のリリースを予定しています。
10 年以上にわたる組み込み AI の提供実績、30 年以上蓄積してきた旅費/経費管理 (T&E) の専門知識、そしてデータプライバシー、サイバーセキュリティ、人間中心のアプローチへの強いコミットメント。これらを兼ね備えた SAP Concur は、他の T&E 企業には真似できない方法で AI を活用することで独自のポジションを築き、お客様へさらなる価値を提供し、ビジネスを前進させる力となります。
Joule についてもっと詳しく知りたい方、デモをご希望の方はこちらをご覧ください。