プレスリリース

コンカー、AIマーケティングプラットフォーム構築に向け、企業・業界情報プラットフォームのSPEEDAと実証実験を開始

SAP Concur Japan |

- Salesforce、Sansan とも連携、自動ターゲティングやAccount Based Marketing高度化を実現 -

出張・経費管理クラウドのリーダーである株式会社コンカー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三村真宗、以下 コンカー)は、AIマーケティングプラットフォーム構築に向け、企業・業界情報プラットフォームのSPEEDAと連携し、実証実験を開始しました。これにより、販売セグメントの自動ターゲティングやAccount Based Marketing(ABM*)高度化を実現します。

コンカーは、グローバル市場における日本企業の競争力強化とビジネスパーソンの働き方改革を支援すべく、クラウド出張・経費管理という新市場創造に向けたマーケティング活動を実施。煩雑な経費精算処理の低減と間接費管理の最適化で利益体質化を図る日本企業の多様なニーズに対応すべく、マーケティングオートメーション、CRM、ソーシャルリスニング、ビジネスインテリジェンス、ABMツールなど、最先端のマーケティングソリューションを積極的に導入、高度な法人企業向けマーケティング活動を展開、業界シェアトップ(ITR「ITR Market View:ERP市場2016」経費精算市場:ベンダー別売上金額シェア2015年度)を獲得しました。

この度、マーケティング施策のさらなる高度化を目指し、AIを組み合わせたマーケティングプラットフォーム構築に関する実証実験を株式会社ユーザベース(東京都渋谷区、代表取締役共同経営者:新野良介・梅田優祐、以下ユーザベース)と開始します。コンカーが実施するキャンペーン情報、内勤電話営業の会話履歴、営業の訪問履歴、案件情報、受注情報、名刺情報などSalesforce、Marketo、Sansanに格納された内部情報とユーザベースが運営する企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」が提供するターゲット業界情報、企業財務情報、ニュース・適時開示情報などの外部情報などを組み合わせ、SPEEDAが持つAI技術を活用、自動ターゲティングに関する実証実験を開始し、Account Based Marketingの高度化、マーケティング・営業効率の飛躍的向上を目指します。

【コンカーのAIマーケティング基盤概念図】

 

プロジェクト概要

期間: 2016年10月~2017年3月

プロジェクトの目的: AIを活用した次世代マーケティングプラットフォームの構築

プロジェクト体制:

 コンカー: マーケティング統括、マーケティングオペレーション、インサイドセールスなど計3名

 ユーザベース: コンサルタント、データサイエンティスト、エンジニアなど計4名

なお、本プロジェクトの成果については後日発表予定です。

 

Account Based Marketing(ABM) *とは

ABMとはターゲット企業を定義し、戦略的なアプローチを行うための新しい手法です。様々な顧客接点から得られる情報や外部情報を組み合わせ、ターゲット企業が抱える課題や問題点や潜在的なニーズを把握、最適なソリューション提案を最適なタイミングで多次元かつ連続的に行うためのマーケティング、および営業手法です。進化するITを活用し「適切なターゲットに」「適切なコンテンツを」「必要とする人に」「適切なタイミング」に届け、顧客体験と満足度向上を図る施策です。

コンカーの代表取締役社長である三村真宗は、以下のように述べています。

「コンカーの成長力を支える大きな要因の一つは、優れたマーケティング戦略と施策にあります。この弊社の優れた点とユーザベース様が持つ優れた市場情報とAIを組み合わせることで次世代のマーケティングプラットフォームとして活用、多様化するお客様ニーズに対応しつつ、我々自身の投資対効果を高水準に保ち、競争力向上に活用したいと考えています。」

 

ユーザベースの代表取締役共同経営者である新野良介は、以下のように述べています。

「金融機関やコンサルティングファーム向けにスタートしたSPEEDAについて、今期より事業会社向けに新しい価値を提供できるよう製品機能を強化してきました。その最初の挑戦がこのたびコンカー様と共同開発を進めている「自動ターゲティング機能」の実証実験プロジェクトです。こちらは、お客様が保持する顧客情報を取り込み、SPEEDAの豊富な企業情報を用いて分析することで、顧客企業の共通項を抽出し、営業候補先を自動でリストアップすることができる機能となります。当取り組みを通じて、お客様のAccount Based Marketingの実現をサポートする、BtoB領域におけるマーケティングエンジンへとSPEEDAを進化させてまいります。」

(参考)

「SPEEDA、法人営業向け「自動ターゲティング」機能をリリース。Salesforce、Sansanと自動連携

(2016年9月1日発表)」

http://www.uzabase.com/press/speeda-auto-targeting-list/

 

株式会社コンカーについて

企業向け業務SaaSベンダーとしては世界第2位の規模である米国 Concur Technologiesの日本法人です。2011年2月に設立されました。コンカーは出張・経費管理の分野でグローバル スタンダードである『Concur Expense』『Concur Travel』『Concur Invoice』をはじめとする従業員のバックオフィス業務を支えるサービス群を提供します。コンカーの詳細についてはwww.concur.co.jpをご覧ください。

 

株式会社ユーザベースについて

ユーザベースは、「経済情報で、世界をかえる」ことをミッションに掲げ、2008年に設立しました。

「世界中のビジネス情報をテクノロジーと専門家の力で整理し、ビジネスパーソンの生産性を高め、創造性を解放する事で世界に変革を起こしたい」という志をもって、企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」とソーシャル機能を兼ね備えた、経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」を運営しています。

ユーザベース コーポレートサイト:http://www.uzabase.com/

SPEEDA紹介ページ:http://www.uzabase.com/speeda/

NewsPicks:https://newspicks.com/

 

■Concurについて

SAPグループ企業のConcurは、全世界で約4,200万人のユーザー数、およびFortune500の61%の企業が利用する世界トップシェアの出張管理クラウドサービスを提供しております。各地域におけるT&E(出張・経費管理)に関するリーディングカンパニーとの提携を重要な戦略と位置づけ、ビジネスを拡大しています。コンカーは出張・経費管理におけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。モバイルでも利用可能なクラウドソリューションはコスト管理と従業員のムダな時間消費を削減します。Concur® Travel & Expenseを通じた継続的なイノベーションと、エコシステムを活用したアプリケーション、コンテンツの拡充、そして、外部情報を組み合わせた包括的な出張・経費データの活用により、お客様の出張・経費管理の価値最大化に貢献します。これはコンカーが掲げる企業ビジョン “The Perfect Trip™”の戦略に基づくものです。また、The Concur Perfect Trip Fundは最先端で革新的な出張に関するテクノロジーを持つ企業に投資を行います。2013年10月に行われた初めての年次開発向けカンファレンスにて、優秀賞として10万ドルを付与しています。詳細はhttp://www.concur.com またはコンカーブログをご覧ください。

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株式会社コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」が国内最大級のIT製品・SaaSレビューサイトITreviewによる「ITreview Grid Award 2022 Summer」にて経費精算カテゴリーで5期連続でのLeader受賞「ITreview 経費精算 カテゴリーレポート2022 Summer」にて中堅企業部門中小企業部門で満足度No.1を獲得しました。
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出張・経費管理クラウドのリーダーである株式会社コンカーは、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩村 篤、以下デロイト トーマツ)と「経費管理と不正リスクに関する調査」*1にて明らかになった、経費精算時の不正、人的ミスの防止や抑止のニーズに応えるべく、2021年12月より戦略的協業を開始しています。
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