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全社員が参加!AI文化を育むxAI(カケアイ)プロジェクトの2025年取り組みを総まとめ!
生成AIを活用した業務変革を全社で推進するプロジェクト「xAI(カケアイ)」が始動して一年。
社員のAIリテラシーはどこまで進んだのか?
その結果、会社はどう変わったのか?
2025年の取り組みをまとめてお伝えします。
「2025年、最も成果を上げたプロジェクト」— 社長コメントが象徴した1年
プロジェクトリーダーたちが社長の橋本へ総括を報告した会議の終盤、社長から発せられたのはこの言葉でした。
「xAIは、2025年 Concur Japanで最も成果を上げたプロジェクトだ」
その後の全社員会議でも直々に語られ、まさに“社員とAIの共生が実現した年”であったことを、全員が確信した瞬間でした。このブログの筆者である私は、リーダーのすぐそばでほぼ全メンバーの活動を支援してきたのですが、1年間の努力がこの形で報われ、胸が熱くなる瞬間でした。
グローバル協業は難航も日本社員の意識改革は想像以上
xAIでは9月の記事でご紹介したVisionとGoalを掲げて取り組んできました。

その中でも特徴的な結果となった2つを振り返ります。
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生成AI活用率は驚きの98.4%へ。「使うのが当たり前」の文化が定着
生成AI活用率は、もはや追いきれないほど高まり、全社員の98.4%が定期的または頻繁に利用するレベルに。「AI Nativeな会社」と胸を張って言えるほどの浸透ぶりでした。

背景には以下のような取り組みがあります。
- 全社員が使えるツールの普及
- 部署間でユースケースを積極共有
- 業務が近い部署が合同で取り組むことで、横展開が急速に進む
このような取り組みにより、以下のような状況が生まれました。
- 会議要約AIの活用で、深夜帯の海外会議のフォローが劇的に楽に
- 社内向けニュース作成にAIでベース文を作成
- 問い合わせ部門ではAI自動応答を先行導入
- 同じ業務領域の部署では、1人がAI活用を始めると翌月には関連チーム全体へ拡大
これは、元々強かった部署間の結びつきが後押しした、コンカーらしい成功でした。
一方で、まだ活用に苦手意識を持つ一部の部署もあり、2026年の重点テーマとして継続予定です。
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世界的AIブームで苦戦したグローバル協業。それでも日本向けツールを完成
もう一つの大きな挑戦が、SAPグローバルとの協業によるAIツール開発です。2025年は世界的なAI需要が急拡大し、SAPのAI部門には各国から大量の依頼が殺到。この状況では、日本だけを優先することが難しく、計画通りに進まない場面もありました。
しかしその中で、「日本の特定部署向けにカスタマイズされた新ツール」が完成したことは非常に大きな成果でした。これは、未来のAIプロダクト開発への足がかりとなり、“グローバルと本格的に協業していくための扉が開いた”と言える重要な一歩です。
なぜ成功できたのか?— xAIを動かした3つのエンジン
分析すると、コンカーの「×AIプロジェクト」成功の背景には次の3つの要因がありました。
- 社長自らがオーナーとして推進:トップメッセージが明確で、優先度が社内全体に浸透しやすい構造が整った。
- “全社プロジェクト”として共通目的を共有:部門を越えた連帯感や「会社全体で変わる」というムードが、活動のブレをなくした。
- メンバーが“立候補制”で、熱量が高かった:これはコンカーらしさの象徴と言える。学び・成長・主体的な活動を支持する「働きがいのある文化」が元々醸成されていたことが後押しした。
xAIプロジェクトの活動は本業の業務と並行した活動でしたが、自ら学び、考え、動き続けたメンバーが多かったように感じます。特に印象的だったのは、本業の繁忙期に短納期のタスクでも信じられないクオリティで完遂したことや、異動直後のメンバーがそのままプロジェクトを引っ張るケースもあったことです。
会社として、全社でAIを推進することを明確に打ち出し、それを「自分ごと」として取り組んだプロジェクトメンバー、各部署でその活動をフォローし後押ししたメンバーと、三位一体となることで、プロジェクトが大きな成果を生み出したと考えています。
最後に
2025年のxAIプロジェクトを振り返ると、単なるAIツールの導入にとどまらず、
「社員一人ひとりの働き方」
「組織文化としてのAI活用」
が確かな形で前進した一年でした。
特に、生成AIの活用率が98.4%に達し、実務の中に自然にAIが溶け込みはじめたこと。そして、困難な状況下でもグローバル協業をやり遂げ、日本独自のユースケースを形にできたこと。
これらは単発の成果ではなく、今後の大きな成長につながる“土台”です。
2026年は、この土台の上に、さらに応用的な活用や新しい試みが広がっていく年になるでしょう。AIの進化は止まりません。そのスピードに合わせて、私たち自身の学び方・働き方も常に変化していきます。
xAIプロジェクトは、その変化を恐れるのではなく、「楽しみながら活用し、チームで前に進む」という姿勢を体現する取り組みでした。この記事が、少しでも皆さんの業務にヒントや気づきをもたらし、「AIとともに働く未来」を一緒に考えるきっかけになれば幸いです。
2026年も、さらに楽しく、さらに前向きに。
コンカーのAI活用はまだまだ進化していきます。