新たな調査で出張者の抱く主要な懸念が明らかに 女性やLGBTQ+は日常的にハラスメントを経験

SAP Concur Japan |

(本リリースは、10月30日にSAP本社から発表されたリリースの抄訳です)

SAP SE(NYSE: SAP)はこのほど、新たなSAP® Concur® による調査の結果を発表、出張に行く女性の4人のうち3人以上が出張中に何らかのハラスメントを受けた経験があり、2人のうち1人以上が安全面の不安から旅程を変更した経験があることを明らかにしました。SAP Concurは出張、経費、請求書管理の統合ソリューションの世界的リーディングブランドです。

SAP Concurの調査結果は、出張中に個人が感じる安全への懸念と、社員のニーズより自社の利益を優先していると思われる企業も存在するという不満を明らかにしました。19のグローバル市場の7850人の出張者による回答におけるハイライトは以下の通りです。

▽出張者はしばしば不安を感じている

  • 回答者のうち58%は安全面の不安から旅程を変更した経験があり、出張者の52%は、会社が提供できる最も貴重なトレーニングとして「旅行中の安全確保」を挙げました。
  • ミレニアル世代は時勢により敏感である:過去1年間にこの年代の出張者の42%が、出張先の政情不安や健康被害の懸念を理由に出張を控えた経験があることが分かりました。この割合はX世代では36%、ベビーブーマー世代では23%でした。ほぼ同数のミレニアル世代(40%)が「渡航便を機体によって選ぶ」と回答しており、この割合はX世代では33%、ベビーブーマー世代では21%でした。
  • 出張旅行者の約3分の1(31%)が出張時における最も重要な要素として「自身の安全」と回答しているものの、半数以上(54%)が安全性は勤め先の企業の最優先事項ではないと考えている。

▽女性は、出張中に高い割合でハラスメントと性差別を体験

  • 女性4人のうち3人以上(77%)が出張中に何らかのハラスメントや不当な扱いを経験したと回答しています。内容としては「夫が同行しているか尋ねられる(42%)」、「サービス従事員に無視される(38%)」、「仕事中にセクハラ的な冷やかしを受ける(31%)」などが挙げられます。
  • 特に若い女性出張者の約半数が差別を受ける傾向にあります。Z世代の46%が「夫が同行しているか尋ねられた」のに対し、この割合はベビーブーマー世代では31%でした。また、ミレニアル世代の女性の41%が「サービス従事員に無視された」経験があり、ベビーブーマー世代で同様の扱いを受けたのは23%でした。

▽LGBTQ+は出張中に自分の素性を隠す

  • LGBTQ+の大多数(95%)は出張中に性的指向を隠しており、その理由として最も多かったのは「身の安全を守るため(57%)」でした。
  • LGBTQ+のうち85%は安全上の懸念から旅程を変更しており、非LGBT+ではこの割合は53%でした。

▽出張は心が休まらずストレスも減らない

  • 出張者の67%は、「自分の会社は出張を快適にするための最新テクノロジーの導入が遅れている」と考えています。
  • 出張者のほとんど(94%)が、「自身の出張体験を改善するために個人情報を提供することに抵抗がない」と回答しました。これは、データのプライバシーが声高に叫ばれる時代において、注目すべき数字であると言えます。
  • 出張者の37%は「出張前」の、旅程を計画し、手配する時に最もストレスを感じていることが分かりました。一方、出張後は24%の出張者が経費報告書を作成するより歯科医で虫歯治療を受ける方がましだと回答しています。

SAP Concurの最高製品戦略責任者(Chief Product Strategy Officer)であるマイク・ケティングは以下のように述べています。
「今後、出張に関して、様々な社会問題や出張におけるエンプロイーエクスペリエンスが大きな影響を与えることになるでしょう。これらの変化とともに、看過すべきでない出張者の新たなニーズが生まれます。社員は出張に際して手厚いサポートやより良いテクノロジーの導入を求めており、そのため今後あらゆる企業や組織において、出張という分野には改善の余地があると考えています」

ホワイトペーパーの全文はこちらよりダウンロードできます。

調査は、定量的、定性的およびハイブリッド市場調査の大手独立系プロバイダーであるWakefield Researchにより、7850人の出張者を対象に実施されました。ここでの出張者とは、以下に挙げる市場から年に3回以上の出張を行う人を指しています:
オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、香港、台湾、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、日本、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ノルウェー、シンガポール、マレーシア、スウェーデン、英国、米国。調査は2019年7月から8月にかけて実施されました。

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