プレスリリース

株式会社コンカー代表取締役社長に三村 真宗が就任

SAP Concur Japan |

2011年10月3日(東京、およびワシントン州レドモンド発) - 株式会社コンカー(本社:東京都渋谷区、以下コンカー)は、2011年10月1日付けで、同社の代表取締役社長へ三村 真宗(みむら まさむね)が就任することを発表いたしました。

コンカーは世界第二位のクラウドコンピューティングサービス企業として、従業員経費管理の分野でグローバルに事業展開しています。日本では2011年2月に、日本のベンチャーキャピタルである株式会社サンブリッジとの合弁会社として設立され、これまで製品の日本語化を中心に事業本格化に向けた準備を進めてきました。コンカーは、三村の社長就任を機に今後、正式日本語版リリースを始めとして日本国内での事業を本格化させていきます。

コンカー社本社の会長兼CEOであるスティーブ・シン(Steve Singh)は次のように述べています。
「コンカーはSaaS(Software-as-a-Service )分野のパイオニアであり、世界中の企業を対象とした企業向けクラウドソリューションのリーディング・プロバイダーです。従業員経費の可視化と規定遵守が可能になり、従業員にとっても経費管理の作業を大幅に省力化することができます。日本でもすでに数多くの企業がユーザになっており、さらに今後、コンカー日本法人の本格始動に伴って、利用企業数は急速に増えると予想しています。こうした動きの中、わたしたちは三村さんを社長に迎え、彼の持つリーダーシップと長年の業務アプリケーションの経験で培われた知見によって、日本市場におけるコンカーの事業が大きく飛躍することを期待しています。」

三村は今後の事業展望を次のように述べています。
「近年、日本でもクラウドシステムに対する高い注目が集まっています。こうした流れを受けて日本企業のCIOも、『基幹業務はオンプレミス・システム、周辺業務はSaaS』という明確な戦略を打ち出すケースが増えてきました。コンカーは、周辺業務の中でもIT投資効果が高い従業員経費管理の分野に徹底的にフォーカスしたサービスを、マルチテナント型アーキテクチャのSaaSとして提供しており、企業のSaaS化戦略の具現化を支えます。コンカーはフォーチュン・トップ100社のうち50%以上の企業で採用されており、すでに従業員経費管理の分野でグローバル・デファクトに近いポジションを獲得しています。わたしは世界中の企業が利用し大きな効果を出しているサービスを早く日本企業にも広め効果を享受していただきたい、という想いから今回の役割を引き受けました。長引く不況のあおりから、経費利用の透明化と従業員生産性の向上が喫緊の課題とされる日本国内においても、コンカーが早期に普及することを確信しています。わたしたちは徹底的なローカライゼーションで日本企業が必要とする機能をご提供し、日本のお客様にご満足いただけるお客様本位のサービス・サポート体制を確立することをお約束します。」

サンブリッジ社の創立者兼CEOであるアレン・マイナー(Allen Miner)は次のように述べています。
「オラクルとセールスフォース・ドットコムの日本市場参入を自ら手がけ、東京とシリコンバレーにおける、これまで12年間に渡るベンチャーキャピタルとしての投資活動を通じて学んできたことは、優れたCEOの存在がテクノロジー企業のスタートアップを成功させる最大の鍵ということです。三村さんのリーダーシップの下でコンカーが、日本企業がクラウドコンピューティングへ移行していく原動力になることを確信します。彼の戦略的な構想力と顧客の成功に傾ける情熱には比類がありません。力強いリーダーを迎えることができ、日本におけるコンカーの成功が確たるものになろうとしていることを光栄に思います。」

三村は、1993年、慶應義塾大学法学部卒業。同年、日本法人の創業メンバーとしてSAPジャパン株式会社に入社。以後13年間に渡り、ビジネス・インテリジェンス事業本部長、社長室長、CRM事業本部長、製品マーケティング本部長、戦略製品事業バイスプレジデント等を歴任し、ERPの普及および新製品の市場拡大に努めた。2006年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、金融、通信、ハイテク企業等の戦略プロジェクトに従事。2009年、電気自動車インフラ会社であるベタープレイス・ジャパン株式会社において、シニア・バイスプレジデントとして、経済産業省と共同で世界初めてとなるバッテリー交換式電気自動車タクシーの商用実証プロジェクト等を推進。パッケージソフトウェアの黎明期から近年の電気自動車・環境事業まで、一貫して新規事業の立ち上げにおいて貢献してきました。

 

コンカー・テクノロジーについて
NASDAQ上場企業。SaaSプロバイダーとしては世界第二位の規模。コンカー社はクラウドベースの従業員経費管理ソリューションのリーディング プロバイダーです。使いやすいウェブベースおよびモバイルソ リューションは、顧客企業やその社員による経費の可視化、規定樹種の改善、入力の省力化を可能にします。コンカー社の詳細については www.concur.co.jp をご覧ください。

サンブリッジ社(SunBridge Corporation)について
サンブリッジ社は国際的なベンチャー キャピタルおよび専門サービス企業です。サンブリッジ社は日本と米国両方のIT企業のグローバル化を支援し、トップクラスの国際的エンタープライズ ソフトウェア製品に価値を付加し再販、また、幅広いシステム開発およびコンサルティング サービスを提供しています。サンブリッジ社およびその経営陣は日本オラクル株式会社、セールスフォース・ドットコム株式会社とアイティメディア株式会社を成功裏に共同設立し、また65社を超えるポートフォリオ企業に対し1億ドル超の投資を行いました。その結果、8社の株式公開に成功しました。サンブリッジ社は東京、大阪およびシリコンバレーにインキュベーション センターを構えています。サンブリッジ社の詳細については www.sunbridge.com(和文)、 www.sungridgepartners.com(英文)をご覧ください。

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株式会社コンカーが提供する経費精算・管理クラウド「Concur Expense」が国内最大級のIT製品・SaaSレビューサイトITreviewによる「ITreview Grid Award 2022 Summer」にて経費精算カテゴリーで5期連続でのLeader受賞「ITreview 経費精算 カテゴリーレポート2022 Summer」にて中堅企業部門中小企業部門で満足度No.1を獲得しました。
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出張・経費管理クラウドのリーダーである株式会社コンカーは、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩村 篤、以下デロイト トーマツ)と「経費管理と不正リスクに関する調査」*1にて明らかになった、経費精算時の不正、人的ミスの防止や抑止のニーズに応えるべく、2021年12月より戦略的協業を開始しています。
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「Concur Invoice」は「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2022」の「請求書受領サービス部門」で「Good Service」に選ばれました。
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