株式会社アイ工務店
SAP Concurを採用した理由
- 事業成長と従業員増に合わせたガバナンスの強化が可能
- 各種マスタのシームレスな連携が可能
- モバイルアプリの利活用がしやすい
- 間接業務の極小化が可能
設立以来、増収・増益を続けるアイ工務店。理想の家づくりにおけるベストパートナーとして、大阪・兵庫を中心に、九州から北海道まで事業を展開しています。事業がどんどん拡大する中で、ガバナンスを強化しつつ、増え続ける従業員が使いやすい経費管理システムを検討する中でSAP Concurを採用されました。
ガバナンス強化と生産性向上が課題
会社が急成長する中で、今まで活用していた経費精算システムでは、マスタメンテナンスの更新が非常に困難であることや、誤った経費精算が発生していることなどの課題が出てきたというアイ工務店。そこで、別のシステムを使うことにしていたものの、結果として機能的に不足していることが判明したり、承認時の確認項目が多く負荷がかかる・OCRの精度やデータ連携の精度が非常に悪いなど、ガバナンスや生産性の面で課題を解決できたとは言い難い状況になってしまっていました。
取引企業からの紹介でSAP Concurの検討を開始
従業員も増えていることもあり、このままの状況では全社に混乱を招きかねないと考え、経費管理について再度検討を開始。SAP Concurを紹介され、主に以下4点を評価いただき、採用を決定されました。
- ①ガバナンスの強化の実現:規定チェック機能、BI、Auditを活用しこれまで以上のガバナンス強化と今後承認レスを目指すことが可能。
- ②各種マスタの連携:HIT社開発のBridge Programにて対応可能。
- ③モバイルアプリの利活用:iPhoneで直感的な操作が可能、生産性の向上を目指せる。
- ④間接業務の極小化:事業成長中の本業への圧迫を回避するため「承認レス」に加え、三井住友カードの法人カードを起点とした「キャッシュレス」「入力レス」「ペーパーレス」の実現が可能。また“承認者の負荷“と“社内の管理業務を低減“したい要望があり、Intelligent Audit(監査代行)とUSD(ユーザー向け問い合わせ窓口)によるアウトソーシング化を実現。ガバナンス強化と業務の極小化を目指すことが出来る。
全国1800名の従業員が活用する経費管理システムとして稼働
SAP Concurの導入により、
- ①ガバナンスの強化
- ②コア業務への集中と生産性の向上
- ③今後の事業成長へ向けた経費精算業務の標準化
が達成できる見込みです。また、承認側の負荷を減らすことで、経理の承認体制を1名体制まで縮小する想定です。今後は、段階的に「承認レス」を進め、ノンコア業務の更なる極小化、本業へ集中できる環境づくりを進めていきます。