間接費業務サービスのデファクトスタンダード【お客様事例】株式会社すかいらーくホールディングス
SAP Concurを採用した理由
- 間接費業務サービスのデファクトスタンダードであること
- 制度対応における豊富な対応実績とノウハウ
- 自社によるセルフ導入ではなく、プロフェッショナルによる導入支援があること
ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵など、誰もが一度は訪れたことがあるファミリーレストランを展開する株式会社すかいらーくホールディングス(以下、すかいらーくホールディングス)。『価値ある豊かさの創造』を理念に掲げるすかいらーくホールディングスは、国内外に約3000店舗を持ち、多様な消費者ニーズに応え続けている「食」のリーディングカンパニーです。
2022年からは「DX推進プロジェクト」を開始。お客様サービスの部分のみならず、本部業務に関しても各部署の抱える非効率な業務を洗い出した抜本的な業務改革を推進するとともに、DX人財の育成も行っています。この度、DX推進プロジェクトの施策の一環として、非効率な業務が多かった間接費業務のDXを目的にSAP Concurを採用されました。
ホールディングス内、グループ業務の標準化が課題
DX推進の機運が社内で高まる中、インボイス制度や電子帳簿保存法への対応など、法制度対応の必要性がある経費精算・請求書業務についても、検討を開始することになりました。経費精算・請求書管理ともに他社システムを導入済みではありましたが、紙やハンコ承認を前提としたアナログプロセスで生産性に課題がありました。また、法対応が難しい点があったことや、グループ会社ではシステムが入っていないところもあり、一元管理という点でも課題がある状態でした。
いくつかのシステムと比較し、SAP Concurの採用を決定
検討にあたり、複数のシステムとの比較を実施。その中でも、グループ会社を含む全社的な本業集中の実現、ペーパーレス化、ガバナンス強化といった点でSAP Concurが評価され、採用されました。採用前に実施したハンズオンセッションでは使い勝手の面でも高評価。また、検討した中にはセルフ導入のシステムもありましたが、そうではなく、プロによる導入が可能であることも後押しとなりました。
経費処理時間が大幅に削減
国内のグループ7社を対象として導入を進め、2023年6月に稼働しました。紙運用の手間がなくなり、処理時間が大幅に削減されたほか、自社におけるDXの恩恵を社員全員が受けることができたという効果も出ています。まだ稼働してまもなくであるため、まずは従業員へのより一層の定着化を進め、生産性向上・ペーパーレスを今後も進めていく予定です。