ワンプラットフォームでの経理業務のデジタル化推進【お客様事例】ウシオ電機株式会社

SAP Concurを採用した理由

  • 制度対応における豊富な対応実績と知見
  • 間接費業務の業務レスに向けた打ち手が充実している点
  • ワンプラットフォームで間接費業務が実施できること

1964年の創業以来、「光をあかりとして、エネルギーとして」を事業方針に一貫して「光」関連製品エネルギーを活用した最先端機器を提供しているウシオ電機株式会社。2030年のビジョン「「光」のイノベーションカンパニー」に向け、「あかり・エネルギーとしての光の利用を進め、人々の幸せと社会の発展を支える」というミッションを掲げ、「光」のイノベーションカンパニーであるとともに、サステナブルな社会の実現に向けた経営を行っています。

今回、インボイス制度対応を契機とし、アナログだった間接費業務のデジタル化を決断。制度対応に対する豊富な知見などを評価され、SAP Concurを導入しました。

経費精算は他社システムを利用。一方請求書管理は紙の請求書が中心の旧来の処理

経費精算に他社のシステムを利用しており、その機能面での問題は特にありませんでした。しかし、請求書管理は、RPAを活用して省力化を図りながらも、紙の請求書を基にした旧来の処理方を行っていました。これにより、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応においていくつかの課題が生じていました。このため、より効果的な解決策を探るために情報収集を開始。SAP Concurシステムの選定理由は、多様な外部システムとの連携可能性、制度対応に関する豊富な知見、求めている機能の網羅性、さらに経費精算と請求書管理をワンプラットフォームで処理できる利点があったため、本格的な検討に移行しました。

領収書・請求書のワンプラットフォーム化による経理業務のデジタル化促進

請求書管理の法的対応が検討のきっかけでしたが、最終的に経費精算も含めた全体的な検討に至りました。この決定は、ワンプラットフォームでのデジタル処理が、ワークフロー管理、システムメンテナンス、伝票(データ)の管理などの関連業務の効率化に繋がると判断したためです。また、将来の法改正に対して、都度個別に対応するのではなく、継続的な対応が可能な体制を構築することが重要であると考え、経費精算と請求書管理の両方でSAP Concurの採用を決定しました。

経費処理時間、承認フロー削減を目指す

現在、国内での稼働を進めております。導入にあたり、紙の回覧を廃止することで、申請から承認までのプロセスが大幅に短縮されると見込んでいます。デジタル化とワンプラットフォーム化により、経費処理時間の削減も計画しています。今後は、請求書のAI-OCR機能をはじめとする自動化の拡充を検討しており、将来にわたり最適な業務フローの実現に向けた様々な取り組みを展開していく予定です。

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