経費業務を自社基準から世の中基準へ【お客様事例】キリンホールディングス株式会社

ビールやワインなどの酒類、清涼飲料水のほか、 医薬などの分野で大きな存在感を示すキリン ホールディングス株式会社(以下、キリン グループ)。同社では立替経費精算業務に Concur Expense を、請求書管理業務に Concur Invoiceを導入、2018年から運用を開始した。SAP Concur の導入で、間接業務の効率化と経費削減を実現したほか、紙プロ セスからの脱却、規程チェックのシステム化など数々の効果を実現。さらなる改革を目指し、 同社はチャレンジを続けている。


本事例の内容

  • より高レベルの事業活動を目指し、経費精算・請求書管理業務に関する生産性向上・内部けん制の強化が課題に
  • 『オーダーメイドから既製服へ』業務を自社基準から世の中基準に合わせ、従業員のマインドセットを変革
  • SAP Concur の導入を契機に、経理業務のさらなる改革を推進。シェアドサービスの付加価値化を目指す

  • キリンホールディングス株式会社を持株会社 として、171社の連結子会社と約3万1,000名 の従業員を擁するキリングループ。(2018年 12月31日現在)ビールやワイン、清涼飲料水 を主軸とする「食領域」と、医薬 ・バイオケミカル 等の「医領域」の既存の事業に加え、近年 では、 この2つの中間に高機能素材や個別化サプリ メントといった「医と食をつなぐ領域」を立ち 上げ、日本 をはじめ、アジアやオセアニアなどで グローバルに事業を展開している。  2019年には長期経営構想「キリングループ・ ビジョン2027」を策定、「食から医にわたる 領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業 になる」ことを目指し事業活動に取り組んでいる。

    キリンビジネスエキスパート株式会社は、 キリングループの一員として、「 キリングループに 対して高い生産性と適正な品質の間接業務を 提供することでグループに貢献する」ことをミッションに掲げ、グループ内の給与関連業務や経理業務を一手に担うシェアドサービス会社だ。同社で課題として浮上していたのが、自社で構築したシステムで行われていた経費精算業務の効率化だった。

    同社経理 サポート部 部長を務める原野修氏は、「従来の経費精算システムは、Excelで作成した精算資料に加え、多岐に渡る申請書や領収書を必要とする紙の多い煩雑な仕組みで、問い合わせも多く、経理担当者・精算者ともに負担が大きく生産性が低い状態でした。規程チェックも目視に頼ったもので、不正の牽制として弱い仕組みであったことも課題でした」と説明する。

    キリングループでは経理基幹システムの SAP への移行を機に、既存経費精算システムの刷新を決断。先に掲げた課題を解決するソリューションとして SAP Concur を選択する。


    SAP Concur を導入した狙いや導入時のチャレンジ、今後の展望についてはぜひ資料をご覧ください。

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