東京応化工業株式会社

アウトソーシング含むSAP Concurのトータルソリューションで業務効率化を実現。事業成長のために従業員が本業へ集中できる基盤を構築

 

SAP Concur を採用した理由

  • 様々なデジタルデータ連携による経費申請時間の削減
  • 旅費規程に遵守した入力、および入力ミス防止の仕組み作りが可能
  • 経費実績データの可視化によるコスト最適化
  • ニューノーマル時代にあった「場所にとらわれない」経費精算・請求書管理業務の実現
  • アウトソーシングを活用した管理業務の負荷削減


東京応化工業株式会社(以下、東京応化工業)は半導体やディスプレイの製造に必要なフォトレジストなどの化学薬品、製造装置を提供しており、2020年には経済産業省によるグローバルニッチトップ企業に連続選定されるなど、国内外で高い競争力を有しています。

5G時代の到来や新型コロナウィルス感染拡大、気候変動、労働人口減少など、外部環境が目まぐるしく変化する中、長期ビジョン「TOK Vision 2030」に掲げた「ありたい姿」を達成するためには、デジタライゼーションにより業務効率を図り、成長の根幹を支えるコア業務に従業員が注力できる環境を作ることが必要と考え、間接費業務に着目。また、ニューノーマル時代に適用した働き方改革にも対応可能なSAP Concurソリューションの採用に至りました。

外部環境の変化の中、業務効率化に着目。出張・経費精算や請求書管理の脱紙・アナログを目指す

もともと国内外の出張や経費精算の量が多い事に加え、ワークフローの他に領収書原本を添付する紙ベースの業務プロセスであったため、申請者・承認者ともに負荷がかかっていました。また、コロナ禍でリモートワークを開始した事により、社員が経費精算、請求書処理の為に出社する必要があるといった新たな課題も浮き彫りに。更に、長期にわたり利用してきたシステムは、時代の変化と共にその機能、および活用に限界が生じており、将来的な「ニューノーマルな働き方」への対応が難しい状況となっていました。そこで、新しいシステム導入の検討を開始しました。

様々なデータと連携して出張・経費精算の入力レスを推進。同時にガバナンス強化も実現

領収書・請求書のペーパーレス化による業務効率化を実現するためにConcur Expense、Concur Invoiceを採用。更に、アフターコロナを見据えて海外出張管理にConcur Travelの採用を決定、2022年10月より順次稼働を開始します。これまで手入力に頼っていた経費精算も、法人カードや複合機による領収書の読み取り機能と連携し、徹底した入力レスを図ることで、申請者の工数を削減。更には規程に遵守した経費精算、および入力ミス削減効果により、承認者や管理部門の業務負荷軽減も図ります。

システム運用もアウトソーシングをフル活用。管理レスでコア業務への集中を徹底

導入後のシステムの管理・運用工数削減のために、コンカーが提供するBPOサービスの活用も予定しています。領収書と申請内容を目視で確認が必要な場合に備えて、専門の担当者が検査するAuditサービスや、エンドユーザーからの問い合わせに対応するユーザーサポートデスク、また管理業務の問い合わせや設定変更のコンサル・代行をするサービスアシスタントを利用することで、管理・運用に社内リソースを使わない「管理レス」によるSAP Concurの徹底活用を目指します。


業種

製造

従業員

1816

地域

神奈川,日本

利用製品

Concur Travel
Concur Expense
Intelligence
Concur Invoice
Concur Request
ExpenseIt
Policy Audit
Receipt Audit
User Support Desk