株式会社ジャクエツ

SAP Concurを活用し、小口現金を廃止。営業拠点67ヵ所での働き方を改革

SAP Concurを採用した理由

  • 各拠点における紙ベースの経費精算、請求書業務の効率化
  • パーチェシングカードをはじめとしたキャッシュレス化と入力業務の極小化
  • 法令対応など外部環境変化に対応できるサービスの拡張性と将来性

 

『未来は、あそびの中に。』をコンセプトとし、あそびを通じた自己実現、未来価値を創造することを目指す株式会社ジャクエツ(以下、ジャクエツ)。全国の営業拠点は67ヵ所と、多数の拠点を持っています。各拠点での紙ベースの業務や小口現金での精算が課題になっていました。本社に集約した業務フローに変更し、ペーパーレスを推進することを目的にSAP Concurを採用されました。

 

業務の効率化が課題

SAP Concur導入前は、拠点ごとに紙ベースでの経費精算、請求書処理業務を行っていました。各拠点の営業サポート職のメンバーがメインで処理をしていましたが、業務を効率化し、本来の営業サポートに注力できる環境を作り、働き方をも変えていきたいと考え、経費精算、請求書処理業務のシステム導入検討を開始しました。

 

本社での集中化、パーチェシングカードの活用など、業務効率化できる方法を検討

本格的に検討を進める中で、SAP Concur以外のいくつかのシステムも比較。トライアルをすることも考えましたが、トライアルに要する工数がかかることや、希望する運用の実現可能性・将来の拡張性を考えた結果、SAP Concurを選択。パーチェシングカードの活用も併せて進めることで、キャッシュレス・入力レスを推進することとなりました。

 

小口現金廃止、ロケーションフリーな業務環境

本社と営業拠点の両方での導入で、2023年5月に、まずは管理部門から稼働させます。その後、8月から従業員へも展開予定です。

単にシステムを導入するだけでなく、導入によって働き方が変わり、法令変更などの外部環境変化にも対応できる環境を構築できる見込みです。


われわれが本格的に経費精算業務の効率化を検討し始めたのが約2年前です。 インボイス制度や電子帳簿保存法などの外部環境の変化に対応しながら、全社の間接業務を減らす方法・手段を検討してきました。従来のA2Dのやり方では、われわれが目指す姿を実現できない事は明白であり、その中でSAP Concurが目指す「D2D」、「減らす、ではなく、なくす」の世界に強い共感を得たのが導入決定の大きな理由です。社内導入に向けては、現状の課題と、導入メリットを全社に発信し、いかにWin-Winの新しい体制が実現できるかを伝えてきました。SAP Concurを活用することによって、DXによる効果を社員全員が実感できることを期待しています。


業種

製造
小売

従業員

631名(2023年8月)

地域

東京,日本

利用製品

Concur Expense
Concur Invoice
Concur Small Business Edition