わたしたちについて

「SAP Concur ヘルスチェックサービス」のご案内

noriyuki hagiwara |

ヘルスチェックサービスのご紹介

突然ですが、みなさま、現在導入されているシステムに関して、このような課題を感じられたことはありませんか?

・ユーザーからの入力の問い合わせが後を絶たない

・入力されたものが正しいかのチェック作業に時間がかかっている

・機能を使いこなせていない

実は、SAP Concurを導入されたお客様からも、同様の課題を伺うことがあります。

SAP Concurは経費入力やチェックを効率化・自動化できるソリューションです。それにもかかわらず、このような課題が出てくるのはなぜなのでしょうか。

せっかく導入いただいたのに、これではいけない!

コンカーのCUO室(Client Utilization and Optimization室)では、課題を解決しSAP Concurをよりご活用いただくため、ヘルスチェックサービスを無償で提供しております。ヘルスチェックサービスは、Concur Expenseをご利用のお客様であればどなたでもご利用いただけます。SAP Concurの活用状況を診断し、改善点を洗い出して根本的な改善を行うことができます。

今回は、このヘルスチェックサービスの進め方やどのような診断ができるのかをご紹介します。

 

ヘルスチェックの進め方

まず、お客様にはWeb上でアンケートにお答えいただきます。すると、数日でヘルスチェック結果をお受け取りいただくことができます。たったこれだけ。以前は必ずヒアリングセッションを設けていたのですが、改善を重ね、お客様により早くチェック結果をお届けできるようになりました。もちろん、より詳細なチェックが必要な場合や、ご希望のお客様には、ヒアリングセッションも追加してヘルスチェックを進めます。

下図は、実際のアンケートの一部ですが、SAP Concurスキルレベル、業務の効率性などを図る内容となっており、このアンケート結果に弊社側で調査した設定情報を組み合わせてチェック結果をお出ししています。

ヘルスチェックの内容

ヘルスチェックサービスでは、設定、業務のシンプル度、運用体制・スキル、有効活用度の4つの観点で診断を実施いたします。設定の観点で言うと、例えば「経費タイプの個数」もチェック項目の一つになります。経費タイプの個数は大体70個が平均なのですが、倍以上の150個設定されていたりすると、「設定が極めて複雑」と診断します。

診断に基づいた改善プランも一緒にお渡ししますので、より良いSAP Concurの運用にお役立ていただけます!ヘルスチェック結果のイメージは下図のとおりです。

(詳細版)(全体サマリー版)

改善Top3

さてここからは、ヘルスチェックを通じて改善したなかで、特に多かったTop3を紹介します。

  • 経費タイプ名・項目名の変更

経費タイプ・項目名は、選択する従業員が間違えないように、正確に!と思うと、名称が長くなってしまいがち。実は「全て正確に記載する」よりも「冗長さを外す」方が、従業員の利用向上に繋がり、入力時の手間や迷いを軽減できるのです。

このように、なるべく短くする・重要な情報を前半に記載する・記号も使うなどの記載方法の工夫(一人当たりを /人 と記載)をすることで格段にわかりやすさが増しますし、モバイルアプリで長い経費タイプ名が最後まで表示されない状況にも対処できます。また、勘定科目をそのまま経費タイプ名にするのではなく、業務用途に名称を変更することも、従業員の選択ミスを改善する手段の一つです。

入力項目の場合は、「ダイレクトに業務用途を項目名とする」や「補足情報も項目名に入れる」ことで、「わかりにくさの解消」や「ヒントツールの削減」が実現できた事例もございます。

 

  • デジタル明細の導入

デジタル明細については、何から始めたらよいかわからないというお声もいただきます。「3万円以上」、「消費税混在」が混乱させていることが原因の一つと考えております。

そういったお客様には、まずはタクシーと新幹線だけのスモールスタートを推奨しております。法人カード、タクシーアプリ、PayPayのご活用いただくことで、かなりの経費をキャッシュレス・ペーパーレス化できます。

タクシーアプリやPayPayについてはこちらをご覧ください。

https://www.concur.co.jp/newsroom/article/pr-taxi-go

https://www.concur.co.jp/newsroom/article/pr-appcenter-sride

https://www.concur.co.jp/newsroom/article/appcenter-paypay-2021

 

  • 経費タイプ数の削減

経費タイプも細かく分けてしまいがちですが、数が多いと、ユーザーが迷う原因、手間になる原因となります。PC画面で1スクロールで表示できる30~50個以下が理想なので、利用頻度が低いものは統合することを提案しております。

(統合した例)

最後に

利便性や使いやすさを考えて設定したはずが、結果として使いにくさを生んでいる、と言うのは皮肉なようですが、よくある状況です。そしてチェックを受け、改善してみると、こんなちょっとのことでこんなに変わるのか!という驚きも。

お困りのことがあるお客様、ヘルスチェックサービスにご興味をお持ちのお客様はぜひ弊社営業・カスタマーサクセスマネージャーにご連絡ください。定期的にセミナーも実施しております。

それでは、また皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

株式会社コンカー

サービスデリバリー本部

Client Utilization and Optimization室(CUO室) 萩原 則行

SAP Concurのサポートに関する詳細はこちら!

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