文化部は社員同士の円滑なコミュニケーションを目的に、課外活動という位置づけで2013年にスタート。以来毎年、メンバーが引き継がれ、現在は4代目文化部として6人の社員が活動しています。
「会社から予算をもらって文化部が主催するイベントは1年間で3〜4回ほど実施します。2016年は、春の花見、夏の屋形船を行いました。屋形船では、ちょうど世界各国から大勢のエグゼクティブが東京に滞在していたため、彼らも浴衣を来て屋形船パーティに参加してもらうことに。部署や役職だけでなく国の垣根も超えて、みんなで楽しく盛り上がれたのがよかったです。秋には創立記念とハロウィンを兼ねたパーティを予定しています」(4代目文化部部長・小門孝至)
社員だけでなく、その家族も含めた100人ほどがアウトドアでBBQを楽しんだこともあります。
2カ月ごとに行う「バディ制度」も文化部の担当。
これは部署や役職をランダムにシャッフルした5〜6人のグループをつくり、グループごとに何か交流イベントを企画するというもの。
「社員1人につき会社から2000円の補助が出ます。ランチや飲み会、スポーツなど、一緒にやることは何でもOK。みんなで猫カフェに出かけた、なんてユニークな企画をしたグループもありました」(小門)
なるべく普段あまり接点のないメンバーがバディになるように工夫しているため、文化部の決めるバディのメンバーが絶妙と、社員からも大好評です。
「Concurはもともと社員間のコミュニケーションが活発な会社ですが、人数が増えてくると一度も話したことがないという社員も出てきます。文化部がイベントやバディを企画することで、いつの間にか社員みんなが親しく会話できる雰囲気に。相手のことを知っていると思えば、仕事で困ったことがあっても気軽に相談することもできるなど、いろいろな面でメリットがあります」(3代目文化部部長・早乙女恭子)
また「Concur Times」という小冊子を年4回編集して、社員に配布もしています。
「イベントやバディの様子のレポートや社員紹介のコーナーなどがあります。ミーティングなど文化部の作業は基本的に就業時間内に実施しているので、その点でも無理なく楽しめています」(4代目文化部「Concur Times」編集長 武田紘子)
文化部のメンバーは毎年、入れ替え制で、「できるだけ社歴が浅い人を中心に、部署もバラバラになるように構成しています」(早乙女)
「私は2016年2月にConcurに入社したのですが、入社してすぐの3月の引継ぎ時に文化部のメンバーとなりました。イベント準備などで、すぐに社内に仲間ができたのは心強かったですね」(4代目文化部・木村俊樹)
会社が大きくなり、社員の数が増えても、オープンでフレンドリーなConcurのカルチャーを大切にしたい。文化部の活動がそんな企業文化を支えています。