SAP Concurを採用した理由
LUFLOS株式会社は宝くじやスポーツ振興くじtotoを提供し、これらを通じて公共事業などの社会貢献やスポーツ選手の育成・スポーツ施設の整備などのスポーツ振興に取り組むくじの総合商社です。
経費のブラックボックス化を脱却すべくシステム導入の検討を開始
これまで経費精算は紙と小口現金でやりとりしており、現金の取り扱いリスクやプロセスの煩雑さから、小口現金を無くす必要性を感じていました。同時に、文房具や家電をはじめとする備品や、車の費用をはじめ、各店舗の経費が見えておらず、経費がブラックボックス化している状況も課題に感じていました。そういった状況の中で、パートナー企業さんよりConcur Expenseを紹介いただき、システム導入の検討を開始しました。
紙と小口現金の経費精算から、ペーパーレス×キャッシュレスの経費精算へ!支出状況のリアルタイム把握で経費の支出管理も徹底
Concur Expenseはスマホ決済アプリや法⼈カード、交通系ICカード、Taxiアプリといったあらゆるキャッシュレス決済サービスと連携しているため、経費が自動で入力され、業務の効率化に繋がると実感。まずは、法人カードを導入することで小口現金を廃止し、システム連携により領収書原本や申請書などの紙をなくしペーパーレスを実現していこうと考えました。また、Concur Expenseは、予実管理機能で、「店舗ごとの備品」や、「営業の第1四半期における交通費」等、様々な経費の切り口であらかじめ支出枠を定め、支出状況をリアルタイムで把握することができます。この機能を活用することで、これまで疎かになっていた経費支出管理の高度化を図ります。
経費違反の自動チェック機能や分析機能もついてお得な価格帯で採用を決定
さらに、規定に基づいた経費違反の自動チェックも行ってくれるため、経理担当も単純なチェック作業から解放されます。こういった自動入力や自動チェックは、業務負担の軽減だけではなく不正経費防⽌にも役立ち、ガバナンス強化にも繋がると感じました。分析機能を利用すると、これまでブラックボックス化していた経理支出の全体像が把握でき、高額の勘定科目や規程違反の多い店舗一覧など、さまざまな切り口のレポートを作成し、業務改善に役立てることが出来ます。
これだけの機能がついた上で価格もかなりお得であると感じ、Concur Expenseの採用を決定しました。まずは社内の中でも経費が多く発生する従業員を対象に導入をすすめ、キャッシュレス決済には法人カードを導入し、業務の効率化を図ります。
取引銀行である三井住友銀行より経費精算に際するご提案として三井住友カード(株)様をご紹介いただき、法人カード導入の検討を始めました。その三井住友カード(株)様から、せっかく法人カードを導入するのであれば、経費精算システムと連動させ業務効率化を図らないかとご提案を受け、(株)コンカー様のご紹介をいただきました。(株)コンカー様のシステムの内容説明を受け、弊社のように全て手作業で行っていたアナログ会社としては相当な業務削減と効率化が図れると感じ、更には適度な費用感であったことで導入に際するハードルが下がったこともあって導入を決めました。元々、宝くじというアナログ商品を取り扱っている会社ということで、こういったシステムの導入に縁がなかったのですが、これを機に会社としても様々な取り組みにチャレンジしていこうと考えております。
LUFLOS株式会社 取締役社長 中原正成 氏